Archive for November 24th, 2010

Always look at the bright side of life

先日ご紹介した山口ヒロミさんの講演会に行ってきました。
(詳しくはコチラ
南京西路まで地下鉄を乗り継いでHalと二人テクテクとTrain

平日の昼間ということもあり、参加者は全員女性。
ほとんどが太太さんのようでした。


Halは始まる頃におっぱいを飲みながら寝てしまったので、
お茶をいただきながら、ゆっくりお話を伺えました。



ヒロミさんは、重い障害を持った女の子のお母さん。
出産後すぐに亡くなるだろうと言われた天音(あまね)さんは、
すごい生命力で19年の命を全うされました。
呼吸するのも大変な天音さんを育てるのは想像もできないご苦労でしょう。
でもその中で「天音通信」を発行することをきっかけに
小さなことを喜びに変えていこうと決意され、
物事を前向きにとらえることができるようになったという
お話にとても感動しました。


通信の読者やご友人からたくさんの反響があり、
それによって社会とつながり、「見守られている」という嬉しい気持ち、
見てくれる方がいるのだから恥ずかしい生き方はできない、という決意。
例え外出できない毎日でも、人間は一人では生きていけないという
ことが改めてよくわかりました。



一番すごいなと思ったことは、
ヒロミさんが”障害児の母”というだけの自分は嫌で、
母でもない妻でもない”自分”を社会で活かしたいという
強い心があったこと。
それを忘れなかったから、どんどん世界が広がっていき、
銅版画を習得されて現在のようなアーティスト活動ができるように
なったのです。


そして、ヒロミさんのご主人も素晴らしいパートナーで
いらっしゃることがよく伝わってきました。
「すごくかわいい、こんないい子をよく生んでくれた」と
絶賛され、天音さんについてネガティブなことをおっしゃったことが
ないそうです。


そんなお二人ですが、もちろん衝突することもたくさん。
健常な赤ちゃんでも、例えば熱がでたら、すぐに病院に連れて行くか、
しばらく様子をみるか、親が考えて決断を下さなくてはなりませんが、
天音さんの場合はその1つ1つが全て命に関わること。
ご両親はその都度真剣に衝突されたようです。
命が関わっているから妥協できません。


お二人がそうやって大切に守っていたからこそ、
天音さんの生命力も目一杯花開いたのではないかと思いました。



伺ったお話から受けた感銘をここでそのまま伝えることは
私のつたない文章ではとても無理ですが、
ほんの一部だけでもご紹介できていたら幸いです。




比べることもおこがましいですが、
ヒロミさんにとっての「天音通信」が、
私にとっての「せかいどんぶり」だなと思いました。


私達も、せかいどんぶりには、なるべくネガティブなことは書きたくないと
思って、できるかぎり前向きな内容にしようと心がけていました。
これを読んで私たちのことを応援してくださる方たちに
いつも支えられて、勇気をいただいています。


中国で出産・子育てしていて、落ち込むことや
孤独な時が全くないかといったら、それは嘘になります。
でも、それは今の私がこういう状況で生きているからではなくて、
日本にいたとしても同じ気持ちになることもあるだろうし、
誰にでも平等に訪れることなのだと思います。
そのことを忘れないようにしようと思いました。


例えおばちゃんの奇襲攻撃がキツくても、
弱音なんて吐いていられないわBikkuri
がんばるぞーーー。



そして、まだまだケツの青い夫婦ではありますが、
きっといつかはヒロミさんとご主人のような関係を
By Hiroshiと築けたらいいなと思いました。
絶対に、家族で世界一周行くよ!


人間として、母として、深い体験をされた大先輩との
素敵な出会いに感謝します。


By Kyoko