Archive for April 14th, 2017

島豆腐天国

上海から沖縄に来たばかりのころ、魚介、野菜、お肉など
おいしい食べ物すべてに感動していました。
その中でも特にうれしかったのがお豆腐。

島豆腐はもう全国的に人気なので、あえて説明はいらないでしょう。

でもあまり知られてないだろうことは、
沖縄では普通のスーパーでもお豆腐屋さんのお豆腐が買えるということ。

阿佐ヶ谷に住んでいる時、近所のおいしいお豆腐屋さんが大好きでした。
北口の小さな商店街にあるお店でいつも買っていました。
でもお豆腐屋さんが閉まってしまうと、もう終わり。
スーパーではパック詰の冷たい豆腐しかありません。
もちろんそれもおいしいんだけど。
お鍋や冷奴には、やっぱりお豆腐屋のじゃないと寂しい気持ちになりました。


ところが、沖縄では、わざわざお豆腐屋さんに行かなくても、
いつものスーパーで買えちゃうKyaKya
各地域のお豆腐屋さんが、スーパーや商店に
できたての「あちこーこー」豆腐を届けてくれるんです。
1日に3度くらい、配達の車が各店舗を巡ります。

そのため同じ沖縄県でも、場所によって品揃えが違います。
沖縄市では赤野豆腐さんが人気だし、読谷では読谷山豆腐や一力食品。
だから、北部や南部に遊びに行く時には、どんなお豆腐屋さんが
卸しているのかついついチェックしちゃいます。

それぞれおいしくて、その日のあちこーこー具合とか、
作るメニューによって、豆腐をチョイスします。
あちこーこー度を見るため、ビニールに入った豆腐を触っての温度チェックが欠かせません。

島豆腐だけでなく、ゆし豆腐や厚揚げもあります。
そして、島豆腐の中でも最近気に入っているのが地釜豆腐。
釜の中で豆乳をわざと焦がして独特の風味をつけている豆腐です。

焦げ?
…中国で豆乳を飲んだことある人はピンと来たと思います。
そう、あの風味です。
中国のうすーーーーい豆乳と一緒に味わうと、焦げ焦げ味が際立って
なんてまずいんだろう、と思っていました。

なので、沖縄に来たばかりのころに地釜豆腐を匂いを嗅いで、
まずそう、絶対食べたくない、と思っていました。

ところが、一度は食べてみないと、と挑戦したら…
うまいーーー。
濃厚な島豆腐とその食感には、焦げ風味があう!!!
中国の豆乳とは別物でした。誤解しててごめん。


できたて島豆腐のおいしさを知ってしまうと、元には戻れません。
本当にふわふわでおいしいんです。
パックされている豆腐や食べきれず冷蔵庫にしまった豆腐は、保管温度が低く、
温めても同じようなふわふわ食感にはなりません。
チャンプルーにしておいしくいただきます。


お豆腐屋さんの島豆腐、一つだけネックなのはお値段。
パックの島豆腐は安くておいしいので、お財布と相談しながら、
メニューによって豆腐を使い分けます。
ゆし豆腐も最高においしいですよ~。スンドゥブ風にしたりしても好吃!
チャンプルーだけでない、沖縄の豆腐を是非味わってほしいです。


アメリカ留学中に、豆の香りも味もなにもない紙パックの
Silken Tofuを食べていたころと比べると、今はまさに豆腐天国にいるなーと思います。
嬉しいです。


CherryCherryCherryCherryCherryCherryCherryCherryCherry
沖縄は、うりずんの季節を迎えました。(多分)
定義は色々あるみたいですが、冬が終わって暖かくなり、
本格的な夏が始まるまでの短い季節、と私は理解しています。
春、って感じではなく、でも気持ちのいい時期です。

この季節の楽しみは、海草の新物。
普段、乾燥や塩蔵ものが多い海草ですが、
この時期はスーパーにも採れたてのアーサーやもずくが並びます。
アーサーといえば、アーサー汁。
お吸い物のような感じで、これに欠かせないのもお豆腐です。
これがおいしいんですよね~。


余談ですが、中国で「龍豆」とよばれている野菜が好きだったのですが、
沖縄でも同じ野菜が「うりずん」として親しまれていて、
初めて見たときにめっちゃ興奮しました。
本土でもシカクマメとして売ってるかな?



By Kyoko