Archive for June, 2017

目に見えないもの

小さいときから、妖精とかコロボックルとかが大好きで、
実は妖怪も割と好きだったことに最近気づいた私ですが、
そういうのは全部本の中や頭の中のことだと思っていました。
本当にいたらいいのにな…と。


おばけとかも基本信じていなかったのですが(怖くて…)、
沖縄に住んでからは、信じるとか信じないとか関係なく、
目に見えないものがいる、ことを普通のこととして捉えるようになりました。

沖縄と言えば、まぶやー、きじむなー、まじむんなどが有名ですよね。
意外に近くにいるものなんですよ。


数年前、Halのお友達がマブイ(魂)を落としてしまいました。
公園で遊んでいた時に弟とぶつかった後、様子がおかしくなって、
あまりしゃべったりせずボーっとしていたそう。
病院に行ってから、やっぱりおかしい、ということでおばあちゃんに相談したら、
マブイが落ちてるはず、ということで、公園に戻ってマブイ込めをしたそうです。
骨折するほどの衝撃だったから、ビックリして落ちちゃったんだね。
マブイを拾ったあとは、普通にご飯食べたりおしゃべりしたり、元気になったそうですよ。


同僚が斎場御嶽に行ったあと、どうも肩が重いというので、
かみんちゅの同僚に見てもらいました。
私もよくわからないのですが、かみんちゅとは、
ユタみたいな感じだけど、もっとすごくて、
お金をもらってはいけないそうです。
実際にはいろんな方がいらっしゃるとは思いますが、
ともかく見えないものが見えるすごい人です。
で、見てもらったら、仔犬みたいなものがくっついてるということで、
念のため取ってもらったら肩が治りました。


彼女には、私もオーラの色を見てもらったことがあります。
他の社員も何かと相談にのってもらったり、頼りにしている存在です。
あ、でも本職は研究員ですよ。
スピリチュアルな分野で給料もらってるわけではありません 笑


そういう話が身近にどさどさあるんです。
沖縄に来る前は、友達の友達の友達が霊を見た、
みたいな話しか聞かなかったけど、
今は、一次情報として度々そういう話に遭遇するからか、
霊感ゼロの私でも、不思議に思わなくなりました。




でも、そういう特殊な話だけではなく。


沖縄には、ご先祖様を大事に敬う文化があって、旧盆には盛大にお迎え、お見送りしますし、
お墓がとっても広くて、清明節(しーみー)にはそこで親族が飲み食いして、
さながらピクニックのようです。

厨子甕という骨壷も、すごく豪華で大きくて、
亡くなった方が出入りしやすいよう穴もあいているそうです。
死者は忌むべきものではないんですよね。
あの世とこの世の距離が近い、と言えるのかもしれません。


初めて知った時にはビックリしたけど、
今では、とってもいい文化だなーと思うようになりました。
ご先祖様だって、神妙な顔でお経唱えて線香あげられるだけよりも、
子孫たちが楽しくしてる方がいいはずじゃないかと。

そして、なかなか参ることのできないおじいちゃんおばあちゃんの
お墓のことをおもうと、とても申し訳なく思ってしまいます。
前はそんなこと全然思わなかったけど…歳のせいか、沖縄のせいか。





その他にも、見えないものがあります。
ちょっと前に同僚が新車を買った後に事故に遭いました。
その時、お母さんに「口難口事」かもしれないと言われたそうです。

これも沖縄で言われることらしいのですが、
人からのの妬み、羨みといったネガティヴな感情を向けられると、
悪いことが起きるというのです。
いい車が目の前を通った時「新車いいな~うらやましいな~」と思う人は
たくさんいると思います。
そういう思いが集まった時に、あまりよくない力になり、
思われている対象に向かってくる、と。


見える人の中には、口難口事も生き霊の一種だという人もいるそうです。

この間読んでいた本に、インドのナザル、というのが出てきました。
かわいすぎる赤ちゃんは、人々から嫉妬や妬みの視線を受けてしまって、
悪いことが起こるので、そうならないように顔に大きなホクロを描く習慣があるのだそうです。
お守り的なことだと思いますが、これも同じですよね。


やっぱり一番怖いのは生きた人の負の感情なのかもしれません…



話が逸れてしまいましたが、目に見えないものを
大事に思ったり、恐れ敬ったり、
大昔から人間が大事にしてきたことは、
大事なことなんだな、と再認識している今日この頃です。


この間、Eテレ「うちなーであそぼ」というローカル番組で
火の玉の話を見てから、Soraも「火の玉来るかな」と
夜に外に出て、口笛を吹くマネしています。

火の玉は来なかったけど、家の目の前でホタルが飛んでるのを見ることができました。


By Kyoko

勉強のこと

沖縄に来る前、当時沖縄で暮らしていた知り合い数名に連絡を取り、
暮らしのことなど色々と相談したことがあります。
その中でいただいた意見の中に、沖縄の子どもたちの学力問題がありました。
全国平均よりずいぶん低いから、子どもの教育のことを考えたら、
やっぱり首都圏がいいんじゃないの、と。


確かに、それも一理ありますよね。
勉強はできた方がいいに決まってます。
それぞれのご家庭にそれぞれの教育方針があると思いますが、
私が大事にしたいのは、自分でしっかり生きていける大人に育てることです。


子どもたちにいつも言ってるのは、
「パパとママはずっと一緒にいることができないんだよ。
だから、パパとママがいなくても、1人でなんでもできるように
勉強するんだよ。」ということ。

(そしたらある日Halが急に泣き出しました。
「パパとママが先に死んじゃうなんて悲しすぎる」と…
子どもってなんて繊細なのーーー)


子どもたちが大きくなった時、どんな世の中になっているのかわかりません。
もし勤めてる会社が倒産しても、万が一平和じゃなくなったとしても、
食べ物を自分で見つけて取ることができれば、生き延びられるはず。

そして、周りの人を笑顔にしたり、身の回りのことをきちんとしていれば、
贅沢はできなくても、楽しく暮らせると思います。
だから、やっぱり自然の多いところを選びました。
都会っ子の私が教えられることはあまりないけど、
興味持つきっかけだけでも作ってあげたいです。



花見たり、虫を捕まえたり、桑の実をもいで食べたり、
全部うちの庭でできちゃいます。
学校に行く途中に、「バナナたくさんなってるね」
「もう梅の花咲いてる」「あ、ブロッコリーってこうやって生えるんだ」
「このパッションフルーツまだ食べられないね」と、
ご近所のお庭や畑で毎日観察できます。
ハブの死体の観察もできます…!



先日は、By Hiroshiがお世話になっているおじいに
ティラジャーという巻貝採りに誘っていただきました。
干潟で貝やモズクをたくさん採り、
ナマコ、カニ、ヒトデやハリセンボンを見ました。

その夜晩ご飯はモズク丼。
子どもたちもたくさん食べました。


そして、ずっと釣りをしてみたいと言っていたHalに、
ついに釣竿を買いました。今年の誕生日プレゼントです。
もちろんSoraの分も。
これで魚を釣れるようになったら、家計も助かる〜!!かな?

初体験では、釣り糸がからまっただけで終了~Tara
二人ともエサをばらまいて楽しんでいました。


そんなこんなで野生的に成長してくれています。
先日お風呂にヤモリが泳いでいたので、
Halに取ってほしいとお願いをしたら、
嫌がらずに生きたまま捕獲。窓の外へ逃がしてあげました。
おーー、頼もしい!!私には無理でした。

Soraも、かわいい花見つけて私にくれたり、
何か実がなっていると食べられるか聞いてきたりします。
色んな知恵が身につくといいな。




結局、勉強って本人のやる気だと思うんです。

大きくなってやりたいことが見つかったとき、
達成するために勉強が必要だったら、
その時は自分で必死に勉強するだろうし(多分…)
そうなった時に、勉強が難しすぎて挫折することがないくらいの
学力は身につけた方がいいと思うので、
そのためのサポートはしていきたいです。


最近、ニンテンドー3DSが欲しいと言うので、
5年生になって、テストの平均点90点だったら買ってあげる、と約束しました。
これで、最低限の勉強をするモチベーションになるかなあ?



そうそう、先週から、宿題やりなさい、っていうのやめることにしました。
宿題やらなかったり、忘れ物したら、自分の責任だよ、ママは知らないよーと宣言。
自分から「今日の音読はここにする」と持ってくるようになり
口出しを我慢するのは大変だけど、いい効果が生まれました!!




試行錯誤ですが、勉強とそれ以外のバランス取りながら、
進んでいきたいです。




By Kyoko