Archive for July 26th, 2017

食育

両親がおいしいもの好きで、
特に父は、生きるために食べるというより、食べるために生きていて、
朝から晩ご飯どうしようかなぁとか考えています。

小さい頃から私も色々なものを食べさせてもらったおかげで、
食べることも、それを作ることも、
とても大事に考えながら育ちました。


自分の家が普通だと思っていて、
餃子をお店で買う人がいるというのを中学の時に初めて知って
衝撃を受けました 笑。
餃子もシュウマイも、家で作るものだと思っていたので。

ちなみに肉まんだけは別で、銀座に出かけたときに、
父お気に入りのお店で買っていました。
特別なごちそうでした。
(上海の1元肉まんもおいしいけど!)


「おいしい関係」という漫画の主人公が
“毎日3回食事をするんだから、一生でご飯を食べてる時間を合計すると、
かなりの割合になる。だからその時間を楽しむのと楽しまないのでは、
人生において過ごす幸せな時間の長さが全然違う”
というようなことを言ってて、
本当にその通りだなーーと思いました。
(だいぶ前に読んだので、細かい内容は少し違うかもしえませんが…)



東京や上海には、世界各国のおいしい料理楽しめるレストランが
たくさんあって、舌を喜ばせてくれました。


沖縄にも、おいしいお店はたくさんありますが、
世界各国…となると、まだまだです。
あっても、遠すぎたり、高すぎたり。



今までそのことを少し残念に思っていたのですが、
よく考えると、逆に、どんなにお金を払っても食べられない
素敵な食べ物が、ここにはたくさんあることに気づきました。


隣の畑で土から抜いたばかりのネギ。
ご近所さんがくれる季節の野菜。
夏はゴーヤー、パッションフルーツ、モーウイなど。
冬はとにかくレタスなどの葉野菜。
近くの無人販売所の50円野菜。

どれも新鮮で、おいしいものばかり。

この間なんて、釣りたてのグルクンをどっさりいただいちゃいました。
すぐにお刺身と骨せんべいにして堪能。
お店で食べたらいくらなの!?って量がタダ。
子どもたちも大喜びで、たくさん食べました。
やっぱり、本当においしいものは子どももすぐにわかるみたい。



こういったものを楽しみながら、
ついでに(?)自分でも味噌や梅干しを作るようになりました。

冬に子どもたちと豆を潰して、味噌を仕込み、
夏はひたすら梅仕事。
Soraは、梅を見ると「梅ジュース作って」と懇願するように…。
毎年の楽しみとなりました。


今年の梅干は、ちょっと塩入れすぎたみたいで、
塩ふいてしまいましたー。でもおいしくできましたよ。



子どもたちは、肉も大好きですが、野菜も大好きで、
セイロで蒸した野菜をオリーブオイルと塩につけて食べるのが、大好物。
セイロが鍋に乗っているのを見ると、
「え!今日は蒸し野菜??」と目をキラキラ。

手の込んだ料理より、シンプルな方が喜ばれたりするので、
虚しくなる時もしばしば… 笑
まあ、作りたてみんなで一緒に食べるのが、一番おいしいですよね。



そういえば、今年の母の日には、初めておにぎりを作ってくれました。
アツアツご飯をギュっと握って、「アチーーー」とビックリ。
自分たちで実感したからか、
「いつもこんな大変なことして、作ってくれてありがとう」と
言ってくれました。



こうやって食べ物を大事にする気持ちを育てたいと
思っているのですが、なかなか難しいです。
Soraなんて自分の好きなものはたくさん食べるのに、
白米をコッソリ捨てて大目玉喰らったり…
困ったものです。



沖縄では、体にいい食べ物のことを「ぬちぐすい」(命の薬)と言うこと
があります。
Halが突然「薬は本当は体に悪いんだよ。
かちゅー湯やチムシンジやいい食べ物が体を健康にするんだよ」と言い始めました。

以前住んでいた町で発行していた食育マンガに影響されたのかな?
チムシンジとか私も食べたことないけど 笑
なんかレバーで作るスープみたいなもの。
かちゅー湯は、お椀にかつお節と味噌を入れてからお湯を注ぐだけの、
簡易みそ汁のようなもの。手軽でおいしい、食卓の救世主です。
普段からよく食べていますが、Halが本当に大好きで、
病気の時には、必ずリクエストします。



食べ物が体を作ること、わかってくれているみたいだね。
家族でおいしく楽しく食べることが一番の食育なのかなと思います。
これからも色々な食体験をさせてあげたいです。