‘与太話/Blabbing’ Archive

食育

両親がおいしいもの好きで、
特に父は、生きるために食べるというより、食べるために生きていて、
朝から晩ご飯どうしようかなぁとか考えています。

小さい頃から私も色々なものを食べさせてもらったおかげで、
食べることも、それを作ることも、
とても大事に考えながら育ちました。


自分の家が普通だと思っていて、
餃子をお店で買う人がいるというのを中学の時に初めて知って
衝撃を受けました 笑。
餃子もシュウマイも、家で作るものだと思っていたので。

ちなみに肉まんだけは別で、銀座に出かけたときに、
父お気に入りのお店で買っていました。
特別なごちそうでした。
(上海の1元肉まんもおいしいけど!)


「おいしい関係」という漫画の主人公が
“毎日3回食事をするんだから、一生でご飯を食べてる時間を合計すると、
かなりの割合になる。だからその時間を楽しむのと楽しまないのでは、
人生において過ごす幸せな時間の長さが全然違う”
というようなことを言ってて、
本当にその通りだなーーと思いました。
(だいぶ前に読んだので、細かい内容は少し違うかもしえませんが…)



東京や上海には、世界各国のおいしい料理楽しめるレストランが
たくさんあって、舌を喜ばせてくれました。


沖縄にも、おいしいお店はたくさんありますが、
世界各国…となると、まだまだです。
あっても、遠すぎたり、高すぎたり。



今までそのことを少し残念に思っていたのですが、
よく考えると、逆に、どんなにお金を払っても食べられない
素敵な食べ物が、ここにはたくさんあることに気づきました。


隣の畑で土から抜いたばかりのネギ。
ご近所さんがくれる季節の野菜。
夏はゴーヤー、パッションフルーツ、モーウイなど。
冬はとにかくレタスなどの葉野菜。
近くの無人販売所の50円野菜。

どれも新鮮で、おいしいものばかり。

この間なんて、釣りたてのグルクンをどっさりいただいちゃいました。
すぐにお刺身と骨せんべいにして堪能。
お店で食べたらいくらなの!?って量がタダ。
子どもたちも大喜びで、たくさん食べました。
やっぱり、本当においしいものは子どももすぐにわかるみたい。



こういったものを楽しみながら、
ついでに(?)自分でも味噌や梅干しを作るようになりました。

冬に子どもたちと豆を潰して、味噌を仕込み、
夏はひたすら梅仕事。
Soraは、梅を見ると「梅ジュース作って」と懇願するように…。
毎年の楽しみとなりました。


今年の梅干は、ちょっと塩入れすぎたみたいで、
塩ふいてしまいましたー。でもおいしくできましたよ。



子どもたちは、肉も大好きですが、野菜も大好きで、
セイロで蒸した野菜をオリーブオイルと塩につけて食べるのが、大好物。
セイロが鍋に乗っているのを見ると、
「え!今日は蒸し野菜??」と目をキラキラ。

手の込んだ料理より、シンプルな方が喜ばれたりするので、
虚しくなる時もしばしば… 笑
まあ、作りたてみんなで一緒に食べるのが、一番おいしいですよね。



そういえば、今年の母の日には、初めておにぎりを作ってくれました。
アツアツご飯をギュっと握って、「アチーーー」とビックリ。
自分たちで実感したからか、
「いつもこんな大変なことして、作ってくれてありがとう」と
言ってくれました。



こうやって食べ物を大事にする気持ちを育てたいと
思っているのですが、なかなか難しいです。
Soraなんて自分の好きなものはたくさん食べるのに、
白米をコッソリ捨てて大目玉喰らったり…
困ったものです。



沖縄では、体にいい食べ物のことを「ぬちぐすい」(命の薬)と言うこと
があります。
Halが突然「薬は本当は体に悪いんだよ。
かちゅー湯やチムシンジやいい食べ物が体を健康にするんだよ」と言い始めました。

以前住んでいた町で発行していた食育マンガに影響されたのかな?
チムシンジとか私も食べたことないけど 笑
なんかレバーで作るスープみたいなもの。
かちゅー湯は、お椀にかつお節と味噌を入れてからお湯を注ぐだけの、
簡易みそ汁のようなもの。手軽でおいしい、食卓の救世主です。
普段からよく食べていますが、Halが本当に大好きで、
病気の時には、必ずリクエストします。



食べ物が体を作ること、わかってくれているみたいだね。
家族でおいしく楽しく食べることが一番の食育なのかなと思います。
これからも色々な食体験をさせてあげたいです。






医者不信

ここ数年、家族みんな何かしら皮膚の疾患を抱えています。
By Hiroshiは大人アトピー、私は以前もあった乾癬が再発。
Halは季節の変わり目に膝裏が痒くなる体質だったのですが、
昨年から足に汗疱のようなプツプツができて、皮がむけるようになってきました。
Soraも今年から同じ汗疱の症状が…


何が悪いのか色々考えて、浄水器もつけたし、
お風呂の水にビタミンCを入れるようにしたり、
(沖縄の水道水は硬水で、そんなによい水質ではないのです)
大人はビオチン療法を試したりしています。


子どもたちは、足に症状が出たので、
病院で調べてもらったところ、水虫ではありませんでした。
で、結局ステロイドを処方されるだけ。

皮がむけて痛いとかわいそうなので、初めはステロイドをつけていたのですが、
一旦はきれいになってもまたすぐ同じ症状が出てくるので、
全然意味ないと思ってやめてしまいました。


いくつかの皮膚科に診てもらいましたが、どこも通り一遍の診察をして、
ステロイドを処方するだけ。、疾患の原因を探すための問診もないし、
悪化しないためのアドバイスもなし。

プールは控えた方がいいのか聞いたら、「入らない方がいいです」って言われただけ。
無難にそう言ってるだけだって言うのがすぐにわかりますが、
この季節プール入らないなんて無理でしょう…
一週間で治る病気じゃないんだから。


全てのお医者さんがそうってわけじゃないでしょうが、
近所で手軽に行けるクリニックはみんなそんな感じで、
全然話も聞かないんですよね…。マニュアルでもあるのか?って思うくらい 笑


By Hiroshiの症状にも同じような感じ。
もう医者に行っても意味ないって思ってるたところに、
同じく皮膚で悩んでいる同僚が、この本を貸してくれました。




このお医者さんによると、皮膚病は体の毒が出てきているのだから、
ちゃんと毒を出しきった方がいい、痒いなら掻いていい、
ステロイドをつけると毒は体に溜まったままだから、
また出てくるよ。とのこと。

やっぱり!!!

薬をやめて、痒いときにはメディカルアロマを塗ってしのいでいたら、
(直接皮膚に塗っても大丈夫なアロマオイルです)
Halの足裏の皮がが一度はひどくむけてしまったのですが、
その後いい感じに治り始めてきました。

やっぱり自然治癒力を信じるのが一番かもしれません。
特にこのよう慢性皮膚疾患では特にそう思います。
Soraも同じようにして、様子を見たいです。

ただ、大人の場合は自己治癒力だけでは難しいかもしれません。
上記の先生は鍼灸やカッピング、食事内容を見直す、などを勧めていました。
水、血、気の巡りをよくすると毒が溜まりにくいって。



内科のお医者さんもおんなじような感じで、
いつ行っても違和感しか抱かなくなってきたので、
「診断」「検査」「書類」をしてくれる役所のようなところだと
割り切るようになりました。
インフルの疑いがあれば、白黒つけてもらう。
保育園に通えなくなったら、登園許可書を書いてもらう。
そういう風に使うだけ、と思えばイライラしません。


病気を治すのはお医者さんではなく、自分たちなんだな~と
強く感じる今日この頃です。

もちろん深刻な怪我や病気の場合は、すぐに病院に行かないといけないと思いますが、
そうでない場合は、自分で治す、そして、その前に病気を防ぐための体調管理が
大事だと思います。
まずは飲みすぎに注意しなくっちゃね~~。


日本人は医者のこと頼りすぎ、信じすぎだと思いませんか?
子どもは医療費がタダになるからって、要らない薬もらって捨てていませんか?
医療費スリム化が国の将来には大事ですよね。

By Kyoko




同じ時代に生きる

図書館で、とても久しぶりに「よ」の棚まで行きつきました。
読んでみたい本がたくさんありすぎて、いつもは「ま」あたり、
下手すると「お」までしか行けないのです。


たまたまふっと振り返ったら、そこに「よ」。
ものすごく久しぶりに、よしもとばななさんの本を手に取ることができました。
ご無沙汰している間に、読んだことない本が何冊も出ていたんだな、と
思いながら「サーカスナイト」を手に取りました。



とてもいい本でした。
遠いバリの自然に思いを馳せたかと思うと、
いきなり「1Q84」とかマツコデラックスとかが出てきたりするのも
楽しかった。


この本を読んでしみじみ感じたのは、
好きな作家さんと同じ時代を生きているのが嬉しいということ。


高校生のときに「キッチン」を読んで以来、ずっと
読み続けてきたばななさん。
時には、私にはあまり響かない作品もありましたが、
いつも不思議な安らぎもらっていました。

20年のあいだにばななさんも出産され、子育て中。
私も親になりました。

母親になったばななさんの紡ぐお話を、
母親となった読者の私が受け取る。
「サーカスナイト」は色々な母親が出てくるだけに、
そのことにすごくジーンとしてしまいました。


偉大な作家は過去にもたくさんいて、一生かかっても
読みきれない素晴らしい作品が溢れています。
でも、すでに亡くなっている方には新しい話は書けないし、
自分と同じ時間の流れに生きていない。
成長や変化ができるのは、生きて作品を生み出し続ける人だけ。


村上春樹さんも大好きで、同じ時代にいて嬉しいけど、
かなり年上の男の人なので、ばななさんと同じような気持ちにはならない。
ハリーポッターも大好きだけど、受け取るものの種類が違う。

最近好きになった小川洋子さん。
どんな方なのか知らなすぎるので、これから読み続けられたら、
同じように感じる日がくるのかな。


そう思うと、よしもとばななさんはやっぱり私にとって
とても特別な作家さんで、一冊の本を超えたこんな体験をさせてもらえることに
感謝したいと思いました。
いつも静かな感動をありがとうございます。

By Kyoko

目に見えないもの

小さいときから、妖精とかコロボックルとかが大好きで、
実は妖怪も割と好きだったことに最近気づいた私ですが、
そういうのは全部本の中や頭の中のことだと思っていました。
本当にいたらいいのにな…と。


おばけとかも基本信じていなかったのですが(怖くて…)、
沖縄に住んでからは、信じるとか信じないとか関係なく、
目に見えないものがいる、ことを普通のこととして捉えるようになりました。

沖縄と言えば、まぶやー、きじむなー、まじむんなどが有名ですよね。
意外に近くにいるものなんですよ。


数年前、Halのお友達がマブイ(魂)を落としてしまいました。
公園で遊んでいた時に弟とぶつかった後、様子がおかしくなって、
あまりしゃべったりせずボーっとしていたそう。
病院に行ってから、やっぱりおかしい、ということでおばあちゃんに相談したら、
マブイが落ちてるはず、ということで、公園に戻ってマブイ込めをしたそうです。
骨折するほどの衝撃だったから、ビックリして落ちちゃったんだね。
マブイを拾ったあとは、普通にご飯食べたりおしゃべりしたり、元気になったそうですよ。


同僚が斎場御嶽に行ったあと、どうも肩が重いというので、
かみんちゅの同僚に見てもらいました。
私もよくわからないのですが、かみんちゅとは、
ユタみたいな感じだけど、もっとすごくて、
お金をもらってはいけないそうです。
実際にはいろんな方がいらっしゃるとは思いますが、
ともかく見えないものが見えるすごい人です。
で、見てもらったら、仔犬みたいなものがくっついてるということで、
念のため取ってもらったら肩が治りました。


彼女には、私もオーラの色を見てもらったことがあります。
他の社員も何かと相談にのってもらったり、頼りにしている存在です。
あ、でも本職は研究員ですよ。
スピリチュアルな分野で給料もらってるわけではありません 笑


そういう話が身近にどさどさあるんです。
沖縄に来る前は、友達の友達の友達が霊を見た、
みたいな話しか聞かなかったけど、
今は、一次情報として度々そういう話に遭遇するからか、
霊感ゼロの私でも、不思議に思わなくなりました。




でも、そういう特殊な話だけではなく。


沖縄には、ご先祖様を大事に敬う文化があって、旧盆には盛大にお迎え、お見送りしますし、
お墓がとっても広くて、清明節(しーみー)にはそこで親族が飲み食いして、
さながらピクニックのようです。

厨子甕という骨壷も、すごく豪華で大きくて、
亡くなった方が出入りしやすいよう穴もあいているそうです。
死者は忌むべきものではないんですよね。
あの世とこの世の距離が近い、と言えるのかもしれません。


初めて知った時にはビックリしたけど、
今では、とってもいい文化だなーと思うようになりました。
ご先祖様だって、神妙な顔でお経唱えて線香あげられるだけよりも、
子孫たちが楽しくしてる方がいいはずじゃないかと。

そして、なかなか参ることのできないおじいちゃんおばあちゃんの
お墓のことをおもうと、とても申し訳なく思ってしまいます。
前はそんなこと全然思わなかったけど…歳のせいか、沖縄のせいか。





その他にも、見えないものがあります。
ちょっと前に同僚が新車を買った後に事故に遭いました。
その時、お母さんに「口難口事」かもしれないと言われたそうです。

これも沖縄で言われることらしいのですが、
人からのの妬み、羨みといったネガティヴな感情を向けられると、
悪いことが起きるというのです。
いい車が目の前を通った時「新車いいな~うらやましいな~」と思う人は
たくさんいると思います。
そういう思いが集まった時に、あまりよくない力になり、
思われている対象に向かってくる、と。


見える人の中には、口難口事も生き霊の一種だという人もいるそうです。

この間読んでいた本に、インドのナザル、というのが出てきました。
かわいすぎる赤ちゃんは、人々から嫉妬や妬みの視線を受けてしまって、
悪いことが起こるので、そうならないように顔に大きなホクロを描く習慣があるのだそうです。
お守り的なことだと思いますが、これも同じですよね。


やっぱり一番怖いのは生きた人の負の感情なのかもしれません…



話が逸れてしまいましたが、目に見えないものを
大事に思ったり、恐れ敬ったり、
大昔から人間が大事にしてきたことは、
大事なことなんだな、と再認識している今日この頃です。


この間、Eテレ「うちなーであそぼ」というローカル番組で
火の玉の話を見てから、Soraも「火の玉来るかな」と
夜に外に出て、口笛を吹くマネしています。

火の玉は来なかったけど、家の目の前でホタルが飛んでるのを見ることができました。


By Kyoko

勉強のこと

沖縄に来る前、当時沖縄で暮らしていた知り合い数名に連絡を取り、
暮らしのことなど色々と相談したことがあります。
その中でいただいた意見の中に、沖縄の子どもたちの学力問題がありました。
全国平均よりずいぶん低いから、子どもの教育のことを考えたら、
やっぱり首都圏がいいんじゃないの、と。


確かに、それも一理ありますよね。
勉強はできた方がいいに決まってます。
それぞれのご家庭にそれぞれの教育方針があると思いますが、
私が大事にしたいのは、自分でしっかり生きていける大人に育てることです。


子どもたちにいつも言ってるのは、
「パパとママはずっと一緒にいることができないんだよ。
だから、パパとママがいなくても、1人でなんでもできるように
勉強するんだよ。」ということ。

(そしたらある日Halが急に泣き出しました。
「パパとママが先に死んじゃうなんて悲しすぎる」と…
子どもってなんて繊細なのーーー)


子どもたちが大きくなった時、どんな世の中になっているのかわかりません。
もし勤めてる会社が倒産しても、万が一平和じゃなくなったとしても、
食べ物を自分で見つけて取ることができれば、生き延びられるはず。

そして、周りの人を笑顔にしたり、身の回りのことをきちんとしていれば、
贅沢はできなくても、楽しく暮らせると思います。
だから、やっぱり自然の多いところを選びました。
都会っ子の私が教えられることはあまりないけど、
興味持つきっかけだけでも作ってあげたいです。



花見たり、虫を捕まえたり、桑の実をもいで食べたり、
全部うちの庭でできちゃいます。
学校に行く途中に、「バナナたくさんなってるね」
「もう梅の花咲いてる」「あ、ブロッコリーってこうやって生えるんだ」
「このパッションフルーツまだ食べられないね」と、
ご近所のお庭や畑で毎日観察できます。
ハブの死体の観察もできます…!



先日は、By Hiroshiがお世話になっているおじいに
ティラジャーという巻貝採りに誘っていただきました。
干潟で貝やモズクをたくさん採り、
ナマコ、カニ、ヒトデやハリセンボンを見ました。

その夜晩ご飯はモズク丼。
子どもたちもたくさん食べました。


そして、ずっと釣りをしてみたいと言っていたHalに、
ついに釣竿を買いました。今年の誕生日プレゼントです。
もちろんSoraの分も。
これで魚を釣れるようになったら、家計も助かる〜!!かな?

初体験では、釣り糸がからまっただけで終了~Tara
二人ともエサをばらまいて楽しんでいました。


そんなこんなで野生的に成長してくれています。
先日お風呂にヤモリが泳いでいたので、
Halに取ってほしいとお願いをしたら、
嫌がらずに生きたまま捕獲。窓の外へ逃がしてあげました。
おーー、頼もしい!!私には無理でした。

Soraも、かわいい花見つけて私にくれたり、
何か実がなっていると食べられるか聞いてきたりします。
色んな知恵が身につくといいな。




結局、勉強って本人のやる気だと思うんです。

大きくなってやりたいことが見つかったとき、
達成するために勉強が必要だったら、
その時は自分で必死に勉強するだろうし(多分…)
そうなった時に、勉強が難しすぎて挫折することがないくらいの
学力は身につけた方がいいと思うので、
そのためのサポートはしていきたいです。


最近、ニンテンドー3DSが欲しいと言うので、
5年生になって、テストの平均点90点だったら買ってあげる、と約束しました。
これで、最低限の勉強をするモチベーションになるかなあ?



そうそう、先週から、宿題やりなさい、っていうのやめることにしました。
宿題やらなかったり、忘れ物したら、自分の責任だよ、ママは知らないよーと宣言。
自分から「今日の音読はここにする」と持ってくるようになり
口出しを我慢するのは大変だけど、いい効果が生まれました!!




試行錯誤ですが、勉強とそれ以外のバランス取りながら、
進んでいきたいです。




By Kyoko


違うということ

先日、小学校の授業参観がありました。
私が行けなかったので、By Hiroshiに仕事を抜け出して参観してきてもらいました。

国語の授業で、みな教科書を音読して、
クラスメートを評価するという学習をしていたそうです。

「Aさんは、声が大きく上手に読めていました」
「Bさんは、スラスラ読めました」

などの感想があがるなか、
Halの番が回ってくると、

「Cさんの読む速さは20kmくらいでした」

と、立派に感想を述べたそうです。

担任の先生は笑ってしまって、なかなか次に進めなかったようです。笑



その夜、本人にどんな発言をしたのか聞いてみました。
そこから派生して、自分の読む速度、字を書く速度など分析が始まりました。
Halは46kmくらいで字を書けるけど、30kmくらいで読めるよ」
などと言うので、「読む方が早いでしょう」など一緒に考えました。



という話を同僚にしたところ、彼女の息子さんの通う小学校の
校長先生の話を教えてくれました。
その先生は、「これからの時代、先生に褒められるような子よりも、
腕白で叱られるくらいの子の方がいい」というような話をされたそうです。
先生に褒められる=大人にいい顔できるような子は、
大人になったとき、人の言うことをやるだけで、
自分から新しいことを生み出すようになれないかもしれないから、
というような内容だったそうです。

同じような話は他でも聞いたことはありますが、
校長先生からの話、というところが素晴らしいと思いました。




私は、小さいころから要求されていることをこなすのは得意でしたが、
Halのように他の人と全く違った観点から物を見たり、
全然違うことをすることはできず、それができる人に憧れていました。
「ふつう」でなくなるように努力して、今の私があります。


なので、Halのことがとてもうらやましく、誇りに思っています。


そういえば、保育園の時からすごかったな。
「”お”のつく言葉は?」という質問に「おに」「おりがみ」などと皆が答える中、
Halは「ライオン」と答えていました。
そうだよね、お、から始まる言葉は?って言われたわけじゃないもんね!!



いつも先生に怒られることを恐れているくせに、
堂々と、自然に、人と違うHalの個性。
先生に怒られたっていいんだよ~といつも言っているのですが、
そこだけなぜか心配性です 笑。



これから大きくなるにつれていじめられたりしないか心配だけど、
彼の素晴らしいところを伸ばしてあげられるよう、頑張りたいです。


これからも周りの人たちをビックリさせ続けてね!


By Kyoko

妖怪世界

お化け屋敷とかホラー映画とか、怖いのは嫌いです。
妖怪やお化けが苦手です。

と、ずっと思っていました。



でも、実は私、妖怪大好きでした…!

ある日気づいてしまったんです。
大好きな手塚治虫作品。京極夏彦もの。

めっちゃ妖怪出てくるじゃん。


あれ?怖いから嫌いなはずなのに。





で、考えてみました。
お化け屋敷とかホラーものは、人を驚かせて
ショックを与えて怖がらせる、
いわゆる「心臓に悪い」系が多いから嫌いなのかも。

妖怪は別に驚かせるわけじゃなくて、
ただ別世界にいざなってくれるだけなんです。

昔から日本にいる妖怪も、イタズラくらいはするかもしれないけど、
別に脅かそうとかしてるわけじゃなくて、
ただそこにいるのを、人間が勝手に怖がっているだけ。

怖く演出してるのは、いつだって人間でした。
妖怪自体が怖いわけじゃない。


そう気づくと、やっぱり妖怪って面白い。
妖怪を、異形、異世界のシンボルだと捉えると、
手塚作品は妖怪的な要素満載のキャラで溢れていることに気づきます。
アトム、ブラックジャック、ピノ子、どろろ、きりひと、バンパイヤ、サファイア。
ヒョウタンツギも??
ま、どろろは、まんま妖怪ですが。

そう考えると、ハリーポッターも同じ。

この世界とは別の世界がどこかにあるんだという夢。希望。
目に見えることが全てじゃないということ。


そういう考えやお話、物語に惹きつけられるのは、
自分と、自分が属しているものから脱出したいという願望があるからかな。
今の生活には満足してるけど、それでも魔女になりたいという夢を捨てた訳ではありません。
空想から物語を紡げるのは、きっと人間の特権ですよね。


学生の頃から読み続けている手塚治虫のマンガにはものすごく影響されています。
他のマンガも好きだけど、手塚作品は別格。
図書館にマンガが置いてあるってすごくないですか?
手塚作品のみ、文学として扱われていますよね。
アメリカの図書館にはアメコミとかないと思うよ。



昨年、実家に置いてあったマンガを母が送ってくれて、がっつり
読み返してみました。

全部面白いけど、私のおすすめは「空気の底」という短編集です。
この世の不条理ややるせなさみたいのが詰まってて、
大人になって読み返してみると、私の少女時代どんだけ暗かったんだ、って
思っちゃいました。



最近、手塚作品がタダで読めるアプリのCMを見ました。
マンガは紙で読む派だし、神様の作品がタダなんて!?と思ったけど、
これを機に若い世代にももっともっと読まれるようになったら嬉しいな、と
思います。みなさんもぜひぜひ読んでみてください。

妖怪の本家、鬼太郎はあまり読んだことないのですが、
好きな人は、魅力を教えてくださいOnpu

By Kyoko

小学生男子

小学生男子。
力一杯バカバカしく、ストイックにとことんバカを追求する人種。
なんであんなにくだらなく、おバカなんだろう。
なんでおバカなことがそんなに嬉しいんだろう。
なんで、疲れないんだろう。


小学校を卒業する時、少しさみしいのと同時に、
あー、もう男子と関わらずにすむわ、とホッとしたのを覚えています。
(中学からは女子校だったので)


長い時を経て、ついにまた小学生男子と再会。



うちにも一匹誕生しちゃいましたよ。
パワー全開。ハナクソほじほじ。
最高のしつこさで、究極のくだらなさを体現。
ゾロリでオヤジギャグを猛勉強。


Soraが小学校卒業するまで、これから8年間続く
小学生男子との生活が始まってしまいました。
Soraはもっともっと最強な男子になってくれることでしょうね…


楽しむ方法はただ一つ。
バカになることですね!!
ママも割と得意ですよ 笑。

By Kyoko


ぶちゃかわ

小学生の時だったでしょうか。
両親と一緒にムツゴロウさんの「子猫物語」を見ました。
チャトランとプーすけがかわいくて。

映画の最後の方にプーすけが首をキュッと傾げるシーンがあるのですが、
その様子に心奪われ、以来パグに首ったけ。

定期的にテレビで放送されるムツゴロウ王国の番組を
欠かさず見ながらパグ愛を育みました。


(大学生の時に子猫物語をもう一度見てみたのですが、
映画としてはちょっと内容が微妙で、少しがっかりしてしまいました。
思い出は美しいまましまっておいた方がよかったかな。)


そして、ついにパグちゃんが我が家へ。
1代目くーちゃんは、とてもお利口でかわいい子でしたが、
一歳半くらいのときに、熱中症で亡くなりました。
当時はまだ 熱中症が一般に知られておらず、本当に
可哀想なことをしました。

しばらくして2代目かんちゃんがやってきました。
やんちゃで、おいしいものが大好きだった彼は
17歳まで大往生してくれました。
晩年には私も実家に帰る機会が少なく、
最後あまり一緒にいられなかったことが悔やまれます。

二匹とも、素晴らしい時間と思い出をくれました。
ありがとう。



なぜこんなにもパグに魅かれるのか。
ぶちゃかわにたまらなく心動かされるのか。

凛々しい犬もかわいらしい犬もいるのに、
私にはパグ、フレブル、ボストンテリアなどの
ぶちゃかわが一番。


王道が苦手というのはあるかもしれません。
主役よりも悪役や脇役が好き。
正統派二枚目はちょっと苦手。

きっとそれよりも、ぶちゃかわ犬のあの癒しオーラが
好きなんだと思います。
たるんだ皮。ちょこんと座る姿。
不思議そうな顔つき。

Youtubeで、”pug tilt head” で検索してみてください。
悶えるくらいかわいい動画見れます。
うまく埋め込めなかったので…。



かんちゃんが逝ってしまってから、
そんな私の心を癒してくれたのは、
フレブルの夏彦

北海道の大自然で暮らす夏彦と家族たちがかわいすぎて。
飼い主の坂下さんはプロのカメラマンなので、写真も高品質です。



前の職場では、出社して一通りメールチェックなどを終えて
一息ついたら、夏彦のブログをチェックするのが日課でした。
出産・育児で定期的にチェックできなくなってしまい、
最近少しご無沙汰していました。
先日久しぶりに覗いてみると。


夏彦もこの3月に天国に行ってしまっていました。
デカ顔でみんなを癒してくれてありがとう。
ご冥福お祈りしています。


*画像は夏彦のブログより勝手にお借りしております。






By Kyoko

専用と汎用

日本の商品は、ものすごくユーザー目線で、
とことん使いやすさを追求したものが多いですよね。
しかも、今のままでも素敵なのに、更に改良を重ね続ける姿勢は
素晴らしいと思います。日本のメーカーさん、すごい!!

外国人が日本のものを手に取った時、その使いやすさに感動しちゃうみたい。
例えば、食材のパックには何度でも開け閉めできるチャックがついてますよね。
あれ、外国ではまだ少ないです。
ペットボトルのシュリンクも、ピリピリ剥きやすいです。
外国ではあんなに気持ちくピリピリできないできないのでは?
最近外国行ってないから、今は違うかもしれないけど。


ここからは主に中国の話になりますが、
日本のものをマネて、似たようなチャックを作っても、
1〜2回でもう閉まらなくなります。
使いやすさなんて微塵も考えずに商品開発したことが
伝わってくるもので溢れています。


商品だけじゃなく、建物やお店でも。
デパートに行けば、目的のお店、
トイレのサイン、はたまた出口を探すのも一苦労。
どんだけ無駄に歩けばいいんだろう…という感じです。

でも、そういう環境にいると、次第に
日本の消費者は甘やかされすぎているなーと感じるようになりました。


日本って、専用の商品多くないですか?
キャベツの千切り用のピーラーみたいのとか、
ゆで卵輪切りにするやつ。
ホームベーカリー専用のイーストを測るスプーン。
排水口に貼るシール。
CDラック。
マンガケース。
女性専用車両…はちょっと違うか。


洗剤や石けんも、衣服によって細かくカテゴライズされていたり、
掃除する場所によって全部違う。
(↑これに関しては、独身時代から疑問に思っていて、
何にでも使える重曹と石けんを使い始めたら、スッキリしました。)


だから、自分で工夫しなくなってしまうんです。
自分で考えなくても、全てそこにある。
別になくてもなんとかなる物なのに、
持ってないと目的が果たせないように思ってしまう。
甘やかされてるだけでなく、無駄にお金を遣わされている。


モノがすぐ壊れたり、使えなかったり、トラブル満載の
中国生活では、じゃあこうしてみよう、ああしてみよう、と
工夫する場面がたくさんありました。
脳へのいい刺激になったはず。

あと、中国やアジア圏中心だと思いますが、ビニール袋使いが、すごいですよね。
鮮肉も飲み物も、スープまでビニール袋に入れてお客さんに渡すのも、
一つのものを色んな用途に使ってることなるかも。
日本の発泡スチロールトレイや、果物用の固いプラスチックは
ちょっともったいないように思います。



とにかく、そういった訳で、
今でも何か困ったことがあれば、専用のものを買う前に、
今持っているものでなんとかなるか、
なくても問題ないのではないか、可能性を検討してから
買うようにしています。

持ち物が激減したわけではないけど、
そこまでは増えてはいないと自分では思ってます。

子どもたちも、何か欲しいものや食べたいものがある時には、
まず「ママ作って」と言ってくれます。
子どもたちにも、自分で工夫してサバイブできるスキルを身につけてほしいと思っています。

そしたら、外国行ってもそんなに困らないかな?


そうは言っても、ゆで卵を輪切りにするやつは、うちにもありますけどね!
糸とかで切るのめんどくさいし、包丁だと崩れてしまう。
それに、子どものお手伝いにぴったり。
便利なんだけどね〜〜、正直出番はそんなに多くないです。
他の用途にも使ってる人いたら、活用方法教えてください!


By Kyoko